第7回 2004年2月23日(月)放送 あらすじ

#7 波乱

 里中ハル(木村拓哉)と村瀬亜樹(竹内結子)の関係は、親密さを深めつつあった。
 そんな時、亜樹は相澤百合(中越典子)、石川知佳(MEGUMI)とデパートへ買い物に出かける。3人の目的は、ある人へのプレゼントを買うこと。しかし、百合と知佳はウェディングコーナーに釘付け。試着してインスタント写真を撮ってもらえるというサービスに、亜樹も少しそそられる。結局、3人ともに写真を撮影してもらい、百合が受け取ってくると人に押されて倒れてしまった。百合が持っていたインスタント写真を拾い上げたのは『グリーンモンスターズ』の山本玲志(山下徹大)で…。
 『フェイスオフ』では、誕生会が開かれる。ハルのために催されたサプライズパーティーだ。亜樹たちの買い物は、ハルへのプレゼント。堀田大和(坂口憲二)や池上友則(市川染五郎)、島村真琴(佐藤隆太)らも集まり、次々とハルにプレゼントを渡す。そこに遅れて百合がやって来た。と、彼女に続いて玲志まで…。しかし、百合はハルへのプレゼントを忘れてしまったと言う。ハルは気にしなくて良いと言うのだが、大和は百合をみんなの輪から連れ出した。大和は、プレゼントのことではなく玲志を連れて来たことを責める。すると百合は、玲志は自分を助けてくれただけなのになぜ怒るのかと反論。2人は口論になってしまい、百合は送って欲しいと玲志の車に乗ってしまう。
 その後、酔いつぶれた大和をハルと亜樹がアパートまで送ってきた。亜樹は、大和の面倒は自分が診ると、ハルをパーティー会場に戻す。ようやく自分を取り戻した大和は、自己嫌悪。そんな大和を亜樹が慰める。すると、まだ酔いが醒め切らない大和は、亜樹とハルの関係を改めて祝福しだした。さらに、大和は亜樹に彼氏がいることを心配していたと言う。亜樹が、その事ならもういいと部屋を出ようとする。その時、大和は亜樹が待っていた彼氏が日本に帰って来るらしい…と、もらしてしまった。
 兵頭雄一郎(佐藤浩市)は、安西容子(石田ゆり子)と墓参り。そこで、兵頭は日本に帰ってきた理由を話し出す。海外で、ハルのビデオを見た兵頭は、その姿にある可能性を見出したと言う。自分が見られなかったものが、ハルには見えるかもしれない。もし、ハルに見ることが出来るなら、どんなものなのかを知りたいと容子に告げる。
 兵頭と別れた容子は、ハルと話す。夫や兵頭のハルに賭ける思いに嫉妬してしまうともらす容子に、ハルは異を唱える。ハルが恋愛で悩んでいると感じた容子。するとハルは、関係がうまくいっていると不安な気持ちになると告白。そんなハルに、容子は深く考えすぎないようにとアドバイスした。
 その頃、昼休みの亜樹は料理本に見入っていた。知佳が、そんな姿をうらやましがっていると、亜樹に電話が入る。電話に出た亜樹の動きが止まる。相手は、亜樹が待ち続けた男、夏川啓介(谷原章介)だった。

キャスト

木村拓哉
竹内結子
坂口憲二
中越典子
佐藤隆太
MEGUMI
石田ゆり子
時任三郎
市川染五郎
佐藤浩市

山下徹大

谷原章介

スタッフ

■原作・脚本
  野島伸司
■監督・演出
  中江 功
■制作
  フジテレビ

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