第5回 2004年2月9日(月)放送 あらすじ

#5 心の傷

 里中ハル(木村拓哉)、堀田大和(坂口憲二)、池上友則(市川染五郎)、島村真琴(佐藤隆太)は、村瀬亜樹(竹内結子)のアパートで鍋パーティーをすることになった。企画したのは、相澤百合(中越典子)と石川知佳(MEGUMI)。何の進展もないハルと亜樹の仲を取り持とうというわけだ。また、百合は料理の腕を大和に見せようと気合い十分、女3人で材料の買出し中。その頃、ハルたちはチームのバスで移動していた。いつもの道が工事中のため、バスが別の道へ入ると大和の様子がおかしくなる。震えだす大和を心配するハル…。
 夕方、亜樹の部屋で鍋パーティーが始まった。百合は、自信満々に料理を勧めるのだが、味はイマイチ。大和が不機嫌になった百合をかばうと、ハルたちも気を使う。百合と大和、友則と知佳は良い雰囲気に、ハルも亜樹と…と、その時、真琴が部屋に飾ってある写真に気づいた。写真には、亜樹と彼氏が写っている。するとハルは、全て承知で亜樹と“恋愛契約”をしていると、みんなに話す。だが、百合は納得できない。亜樹の気持ちが心配なのだ。亜樹が、ハルを責めだすと大和が強い口調でさえぎった。みんなが帰ると、ハルと亜樹は2人きりに。亜樹は、大和の様子がおかしかったことをハルに訊ねる。すると、ハルは大和が移動中に苦い思い出のある道を通ってしまったと話す。
 『ブルースコーピオンズ』の試合が始まる。スタンドからは、大和に汚い野次が浴びせられる。野次の主は、毎試合現れる中年男、江川健(風間杜夫)。友則や真琴は腹を立てるが、ハルと大和はなぜか素知らぬ顔。大和に集中する野次に、真琴は「恨みでもあるのか?」と疑問を持つ。
 ハルは、安西容子(石田ゆり子)と会う。ハルは、兵頭雄一郎(佐藤浩市)と容子の過去の関係を聞く。すると、容子は自分と兵頭、亡夫との過去を話した。
 一方、亜樹は大和の部屋に怒鳴り込んでいた。大和が百合に別れ話を持ちかけたのだ。大和は、本当の自分は女性と付き合ってはいけないと亜樹に打ち明ける。理由を聞きたいと食い下がる亜樹に、大和は信じられないようなことを突きつけた。
 亜樹は、大和の話の真実をハルから知らされる。それは、大和がアイスホッケーを始めた悲しい事情だった。

キャスト

木村拓哉
竹内結子
坂口憲二
中越典子
佐藤隆太
MEGUMI
石田ゆり子
時任三郎
市川染五郎
佐藤浩市

風間杜夫

スタッフ

■原作・脚本
  野島伸司
■監督・演出
  澤田鎌作
■制作
  フジテレビ

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