金色の翼
嘘と嘘
理生は、槙にセツがなぜ急に島を売るのか疑問をぶつける。絹子は迫田の証言を全く信じていなかった。それどころか、真犯人の確信を深めた絹子は、自首する気になったらいつでも言ってほしいと修子に意味ありげにほほ笑む。深夜、槙は加害者を偽証した迫田の部屋を訪ねる。警察に真犯人を証言させられる前に、自分と手を組もうと持ちかける槙。すると迫田は槙に驚くべき話を伝える。それはかつて迫田が修子を抱こうとして、太股に手を差し込んだときに感じた違和感の正体だった。