自分を襲った人間に居場所を密告した人物に復讐を誓う玻留が、裏切り者は槙だと信じ、こっそり島へ忍び込み、槙を襲う。事情を知った修子は初めて玻留を突き放す。槙はそんな修子を心配する。玻留は鳥のアトリエに身を隠し、理生の世話を受ける。修子に捨てられた、と傷つく玻留は、理生になぜ槙を好きになったのか、そしてなぜ自分を捨てた槙を恨まないのかと訊く。迫田事件当夜、アリバイを持つ奥寺が、容疑者扱いを抗議する。その夜、絹子が槙に兄の重大な情報を持ってくる。