金色の翼
助けたいもの
絹子は、迫田を突き落とした人物を迫田本人に指摘させようとする。言葉を話せない迫田は目で合図する。修子は隙を見て、迫田の手にメモをすべりこませる。修子は絹子に、迫田をサンパウロに移したい、と願い出る。迫田は話せないフリをしているだけだ、と絹子。自分を突き落とした犯人に見返りを期待して名前を口にしないのだ、と指摘し、修子を追いつめる。迫田が話せるのを知ったセツは、槙に、修子を警察に渡したくないなら一つだけ方法がある、という。修子と兄と、どちらかを助けるために、どちらかを迫田事件の犯人として突き出せと。