金色の翼
謎の小説家
傷の治った玻留が姿を消す。自分の居場所を密告した裏切り者に復讐するために……。玻留が伝言をした人物を捜しにホテルへ行くと察した修子は槙に連絡、玖未とも会わせないようにしてほしいと頼む。ホテルでは、支配人の杉浦が絹子に疑惑を抱き、調査していた。すると、その名前の小説家は三十年も前に亡くなっていたことがわかる。杉浦は絹子の部屋をこっそり調べる。そこで、思いがけないものを見つける。そんな折、一同に迫田の件で再び集まってもらいたい、と警察から要請が入る……。