玻留からの電話で異変を感じ取った修子は、急ぎ東京の家へ戻る。すると、血だらけで倒れている玻留の姿が……。同行した槙は玻留の傷の手当てを手伝う。現場に落ちていた或る物から、玻留を襲った人物を察した修子は、大丈夫だからと槙を島に返す。奥寺に会う修子。果たして、奥寺はネズミを一匹退治したかっただけだ、と悪びれもせずに玻留を痛めつけたことを語り、修子をも自分に従わせようとする。奥寺に従う修子。やがて背後に身を寄せると、奥寺に目隠しをする。ベッドへ誘い、奥寺をベッドに縛り付ける……。惨めな思いで帰宅した修子は、ひとり、酒をあおるが……。