金色の翼
残酷な鞭
奥寺は玖未を妊娠させた相手が玻留だと知る。それをおくびにも出さず、奥寺は修子に感謝を見せ、玖未を託して東京へ帰る。修子は何も気づかず、奥寺を送り出す。そんな修子に絹子が、迫田の感覚が戻りつつあると知らせる。修子は迫田と二人きりになる機会をつくり、絹子の話を確かめようと、迫田に口づける……。奥寺の会社の株を買い占めているセツが、さらなる資金を修子に要求する。その夜、玻留からホテルへ電話がかかる。取り次いだ理生が修子を呼びに行く間、電話に出た誠司を槙と勘違いして伝言を頼む玻留。深夜、玻留から再び電話があるが、様子が変で……。