金色の翼
小鳥
修子が槙と暮らす東京の家に、玻留が突然、転がりこんでくる。修子は迷惑顔だが、玻留は合宿みたいだ、と三人の生活を面白がる。その頃、島のホテルでは、静江が解体業者と乗り込んでいた。セツは銀行に融資を受けようとするが失敗する。理生は修子から受け取った300万ドルの小切手を使うべきか思い悩む。玻留につきまとわれる共同生活のなかで槙は、仕事に就くことを考える。外出した槙と入れ違いに奥寺が現れる。居場所を探り当てられた修子は奥寺に意味深な伝言をされる。翌日、理生が修子の家へ来る。奥寺から槙がいることを聞き、連れ戻しにきたのだった。理生と槙を残し、修子は出掛ける。