金色の翼
隠れ家
修子は、奥寺に呼び出される。迫田の墜落事件の秘密を目撃した、と告げる奥寺。それをカードに、修子を支配しようとする。槙は警察の取り調べを受けていた。警察は槙の兄が島に来たのか執拗に聞く。島では杉浦夫婦が島に残ることを決める。娘殺しの犯人の手がかりはもう槙しかないのだった。一方、理生も槙について考えをまとめる。迫田を突き落としたのは修子で、修子に渡された大金は槙を身代わりに逮捕させた迷惑料なのだと。修子は東京に隠れ住んでいた。部屋へ入ろうとして修子は突き飛ばされる。槙だった。憤る槙に修子は、自分がいかに槙を騙し、利用したか、すべてを語る。