修子と玻留が何かの事故のことで言い争っているのを、槙が偶然、耳にする。槙がそれとなく修子に尋ねると、玻留の自動車事故のことだ、と修子は説明する。が、槙は玻留に事故のことを確かめずにはいられなくなってしまう。理生の父・誠司が、再び島に姿を現す。誠司はすっかり身なりがよくなっていた。静江のビジネス仲間として成功したのだと有頂天で、理生はそんな父を醜く思う。ところがそんな折、静江からなぜか、あなたの婚約もそろそろ解消ね、と言われる。日ノ原の離婚手続きを命じる書簡をもとに修子を恐喝する迫田を修子は部屋に呼ぶ。修子はなぜか望み通り書簡を買い取ろうとする。