金色の翼
作り話
槙は迫田の言葉に振り回され、修子に火事で焼けだされた後、日ノ原と結婚するまでの空白の時間を問うてしまう。修子は傷つきながらも日ノ原との出会いから、結婚までを詳しく語る。そして、悲しい事故、夫殺しの汚名…。涙をこらえて語り続ける修子を槙は抱きしめると、自分は修子の翼になりたいと誓う。その頃、迫田は修子に頼まれた奥寺に振り回されていた。翌日、修子と出かけようとする槙のもとに、迫田が訪ねて来る。迫田は修子の話は全て作り話だと忠告し、次々と驚くべき話をするのだった…。静江が突然、島を出ていく。修子はセツと静江の長年の確執を知らされる。