金色の翼
追ってきた男
修子の亡き夫の顧問弁護士・迫田がホテルへ来る。迫田は休暇で偶然ここへ来た、と言うが、修子は自分を追いかけてきたに違いない、と動揺する。修子と迫田の関係が気になる槙は、修子を呼び出し、詮索する。迫田に嫉妬しているような槙の態度に、思わずほほ笑む修子。お前は彼女に惚れたのか、それとも惚れたふりをしているだけか…混乱して、自問自答する槙。セツが理生と奥寺に婚姻届を用意して、サインするよう二人に迫る。奥寺は修子に偽装婚約を打ち明けると、自分の心は初めて会ったときから修子にある、と修子を抱きすくめて口づけする。一方、迫田は槙に親しげに近づくのだった。