金色の翼
秘密のデート
マンション探しに東京へ行く修子。玻留は姉が槙と東京で落ち合うのではないかと勘ぐっていた。修子は玻留を騙して一人で飛び立つ。一方、理生は槙から修子と会うことを聞かされていたが、心穏やかでない。修子と槙は十時に東京の飛行場で待ち合わせしていた。が、トラブルが発生し、槙は島を出られなくなる。理生は心を殺して槙のためにある手段を講じる。槙が飛行場に着いたのは十二時を過ぎていた…。その頃、島では玻留が荒れ狂っていた。修子と槙は東京の街を散策する。ふと目についた一軒の空き家に入る修子。修子は、自分の過去を語り始める。