金色の翼
心の鎖
酔い潰れて、バスタブに沈む玻留が発見される。修子が見守るなか、槙が玻留に人工呼吸をして、玻留は命を取り留める。そのさなか、理生は修子と槙の心が一瞬、通い合うのに気づく。セツの養女になる決心をした理生に、奥寺がセツの莫大な借金を知らせる。セツを助けるためだと称して、思いもよらない計画を理生に持ちかける奥寺。修子は槙に、自分にはもう近づかないでほしい、と頼む。槙は修子が修子自身で心を縛っている鎖を解いてみせる、と強引に修子を抱きしめるが修子に激しく抵抗される。なかなか手に落ちない修子に槙は苛立つ。一方、修子は理生の養子縁組みを知って驚く。訪ねてきた修子に理生はある決心を打ち明ける。