金色の翼
偽りのキス
槙を殺そうと襲いかかる玻留の前に、修子が立ちはだかる。修子が夫殺しの容疑者だったという噂の出元が槙だと知っても修子は怯まない。玻留が去ると、弟を犯罪者にしたくなかっただけだ、と伝えて、槙の傷の手当てをする。槙は噂の出元が自分だと知られたことを修子を騙す手段にする。偶然ブラジルの新聞を見つけたと打ち明け、事故の真相を聞く。修子が憮然とすると、あなたのことが知りたかっただけだと訴え、疑われる痛みを自分は信じると伝える。動けなくなった修子にそっと口づける槙。そんな2人を、理生が見ていた。翌日、ホテルにキャンセルの電話が相次ぐ。槙の兄の事件が漏れたのだった。