新・風のロンド
一郎の結婚式の日、槙は浩二からプロポーズされる。槙は承諾。両親も祝福してくれる。昭和18年。槙と浩二は浩二の両親、辰吉とよしに結婚の許しを請う。二人とももちろん賛成だった。それを聞いていた大介は焦る。槙に自分の思いを告白し、絶対に諦めない、と訴える。その夜、大介は不良たちと喧嘩して、警察に連れていかれる。すぐに釈放されるが、自分の気持ちをコントロールできず、浩二に、槙を譲ってほしい、と無茶を言う。間もなく、槙と浩二の結納が取りかわされる。そこへ、大きなお腹を抱えた麻美が、蒼白な顔で入ってくる。