新・風のロンド
ひと筋の涙
槙に求婚を断られた大介は、健一に仲介を頼もうとダイヤの指輪を託す。健一は槙に指輪を渡そうとするが、とっさに気が変わる。大介は、槙に指輪を渡した、と浩二に言い、結婚が間近なことを自慢する。信じられない浩二。大介は麻美と手を組み、有沢家へ正式に結婚の申し込みに行くようよしを説得する。翌日、大介から指輪のことを聞かれた槙は、健一に問いただす。売ってしまった、と平然としている健一。槙は大介に事情を話し、弁償したいと謝罪する。指輪は金などに変えられない、と怒る大介。槙は自分のできることは何でもすると訴え、自分の体を投げ出す。