鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-
哀しき老夫婦
「上羽鴨(松下奈緒)が財務大臣の仲代公吉(松平健)の隠し子!?」という記事が週刊誌に掲載され、「上羽や」に予約が殺到する。仲居たちから冷やかしの客は断るべきとの意見も出るが、鴨は顧客を増やすチャンスだと平然としていた。そんな中、高瀬裕次郎(伊武雅刀)が衣川周平(椎名桔平)を呼び出した。最近、「上羽や」に肩入れし過ぎてる様子の衣川の気持ちに変化がないか確認した高瀬は、梅垣鈴風(若村麻由美)からある"いい提案"をされたと話し出す…。
「上羽や」に予約客の園田夫妻が来た。園田夫妻は、ここ数年は来ていなかったが40年来の常連客だった。出迎えた鴨は、自分を先代女将の名前で、夫である孝司(山本圭)を兄と呼ぶ芳子(いしだあゆみ)に戸惑う。孝司は鴨に、芳子が3年前にかかった病気の後遺症で記憶障害があり、記憶を思い出すきっかけになればと思い、「上羽や」に来たと説明する。
翌朝、芳子の強い要望で朝食に湯豆腐が出された。ところが、豆腐を一口食べた芳子は味が変わったと訴える。鴨と鞠子(かたせ梨乃)は寺石秀(高杉亘)に伝え、豆腐を食べた寺石が、味が落ちていることを認めると、鴨は味を戻してもらうべく、仕入れ店へ行くと言い出した。豆腐店は創業200年の老舗であり、店主の冨田静夫(六平直政)はプライドが高いため、鴨1人では心配だと寺石と衣川がついて行くことに…。
「上羽や」に予約客の園田夫妻が来た。園田夫妻は、ここ数年は来ていなかったが40年来の常連客だった。出迎えた鴨は、自分を先代女将の名前で、夫である孝司(山本圭)を兄と呼ぶ芳子(いしだあゆみ)に戸惑う。孝司は鴨に、芳子が3年前にかかった病気の後遺症で記憶障害があり、記憶を思い出すきっかけになればと思い、「上羽や」に来たと説明する。
翌朝、芳子の強い要望で朝食に湯豆腐が出された。ところが、豆腐を一口食べた芳子は味が変わったと訴える。鴨と鞠子(かたせ梨乃)は寺石秀(高杉亘)に伝え、豆腐を食べた寺石が、味が落ちていることを認めると、鴨は味を戻してもらうべく、仕入れ店へ行くと言い出した。豆腐店は創業200年の老舗であり、店主の冨田静夫(六平直政)はプライドが高いため、鴨1人では心配だと寺石と衣川がついて行くことに…。