鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-
ウェーバー伯爵失踪事件!30年前の秘密
鴨(松下奈緒)は、亡き母、薫(市毛良枝)の納骨式に出席、鞠子(かたせ梨乃)や寺石(高杉亘)らも参列していた。その頃、上羽やでは、峰岸鼓太郎(笹野高史)が客間の掛け軸をかけていた。先々代の女将に仕えていた勘兵衛(山谷初男)という番頭が買ったもので、骨董を見極める眼力のある人だった、と衣川周平(椎名桔平)に話す峰岸。
「上羽や」近くでは、骨董店に空き巣が入った、という騒動が起きる。すると、サングラスにマスクの怪しい男(佐戸井けん太)が、突然、「上羽や」に泊まりたい、とやってくる。経営上、お客様を選り好みできる状況ではない、と紗江(堀内敬子)に豪語したばかりの鴨は、ヤマダと名乗るその客を受け入れるが、ヤマダは「僕がここに泊まっていることは秘密にしてほしい」と頼む。鴨はヤマダが空き巣犯ではないかと疑い、警察に通報した方がいいのでは、と言い出すが、1度迎えたお客様を泥棒扱いするなんて、と鞠子から一喝される。悔しさを噛みしめていると、そこへ宿泊客の兄弟、タケル(椙杜翔馬)とサトル(溝口怜冴)がやってきて、「これ、貸してやる」と、鴨にあるマンガ雑誌を渡した。
翌日、梅垣鈴風(若村麻由美)の案内のもと、鴨が呉服展示会を見ていると、「上羽や」から刑事がヤマダを探してやってきた、という連絡が入り、急きょ旅館に戻る。すると、刑事だと勘違いしていた久保という男(石橋保)は、『少年ダッシュ』という有名マンガ雑誌の編集者だった。
「上羽や」近くでは、骨董店に空き巣が入った、という騒動が起きる。すると、サングラスにマスクの怪しい男(佐戸井けん太)が、突然、「上羽や」に泊まりたい、とやってくる。経営上、お客様を選り好みできる状況ではない、と紗江(堀内敬子)に豪語したばかりの鴨は、ヤマダと名乗るその客を受け入れるが、ヤマダは「僕がここに泊まっていることは秘密にしてほしい」と頼む。鴨はヤマダが空き巣犯ではないかと疑い、警察に通報した方がいいのでは、と言い出すが、1度迎えたお客様を泥棒扱いするなんて、と鞠子から一喝される。悔しさを噛みしめていると、そこへ宿泊客の兄弟、タケル(椙杜翔馬)とサトル(溝口怜冴)がやってきて、「これ、貸してやる」と、鴨にあるマンガ雑誌を渡した。
翌日、梅垣鈴風(若村麻由美)の案内のもと、鴨が呉服展示会を見ていると、「上羽や」から刑事がヤマダを探してやってきた、という連絡が入り、急きょ旅館に戻る。すると、刑事だと勘違いしていた久保という男(石橋保)は、『少年ダッシュ』という有名マンガ雑誌の編集者だった。