第11回 2007年6月19日(火)放送 あらすじ

娘の涙と父の涙

 自分を出産したことで母親が亡くなったと知った宇崎愛子(石原さとみ)は、ショックから立ち直れずにいた。心配する父・賢太郎(時任三郎)からの電話にも出ずに、やがて三浦誠二(田口淳之介)の父・誠造(大和田伸也)が入院する病院へとやってくる。そこで、三浦と会った愛子は、三浦に母親の件を打ち明けようとするが、誠造の容態が思わしくないと聞いた三浦は、そのことで頭がいっぱい。愛子の話を聞かずに、結婚して一緒に静岡の実家に来てほしいと焦るように頼む。そんな三浦に、愛子は答えることができない。
 翌早朝、家に戻った愛子は、心配する賢太郎に笑顔を見せると普段通りを装い、会社へ向かう。会社では、三浦が鳴海(小泉孝太郎)に有給休暇の申請をしていた。事情を知った鳴海は、愛子に結婚の意思確認をしつつも、仕事のアイディアを期待していると声をかける。愛子は、結婚しないことを決意し、三浦にもそのことを告げる。
 その夜、愛子の本心を確かめようと三浦が宇崎家にやってくる。結婚できない理由は、仕事を続けたいからと言う愛子だが、三浦もそして賢太郎も、どこか腑に落ちない。納得できない三浦は愛子に電話をする。そのうち、愛子は「母が死んだのは私のせいなんです」と涙ながらに話しはじめる。賢太郎にとって一番大切な人の命を奪ってしまった自分は、賢太郎をひとりにできないというのだ。突然の告白に、三浦は言葉を失う——。

キャスト

石原さとみ
田口淳之介(KAT-TUN)
  *
小泉孝太郎
白石美帆
滝沢沙織
忍成修吾
西原亜希
佐津川愛美
浅野和之

和久井映見
  *
時任三郎

スタッフ

■原作・脚本
 いずみ吉紘
 小川智子

■監督・演出
 佐藤祐市(共同テレビ) 
 石川淳一(共同テレビ)

■音楽
 佐橋俊彦

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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