ファースト・キス
妹が今日失恋する
美緒(井上真央)は、撮影エキストラのアルバイトをすることになった。きっかけは、番場(竹中直人)のアシスタントに復帰した和樹(伊藤英明)が、一流(劇団ひとり)や勝(阿部サダヲ)と、仕事に一番必要なことは何か、という議論をしていたときに、美緒が異論を唱えたからだった。美緒は、仕事に必要なのは、和樹たちの言う、根性でも才能でも人間関係でもなく運がすべて、と主張すると、誰の考え方が正しいか自分が働いて見極める、と言い出す。困惑した和樹は、何かあったら大変だからと思い止まらせようとした。すると美緒は、主治医の蓮子(松雪泰子)から許可を取り付ける、と返す。
和樹とともに白鷺大学附属病院を訪れた美緒は、1度くらいアルバイトをしてみたい、と蓮子に訴える。蓮子は、そんな美緒の思いを汲んで、検査の結果、どこにも異常が見つからなければ許可すると答え、秋生(平岡祐太)にエコー検査を指示した。ところが美緒は、何故か秋生の検査を受けることを拒否する。美緒の態度にショックを受けた秋生は、診察室を飛び出した。
美緒が参加することになったのは、とあるレストランでの撮影だった。番場が、秋に新しく創刊される雑誌のポスター撮影をこの店で行うことになったのだ。エキストラの仕切りを担当する和樹は、美緒をさりげなくモデルの近くの席に座らせると、持ち前のノリのよさで場の雰囲気を盛り上げた。しかし美緒は、勝手に料理に手をつけて番場の怒りを買い、追い出されてしまう。
するとそこに、営業中だと勘違いした外国人の団体客がやってくる。和樹や一流たちは、事情を話して帰ってもらおうとするが、言葉が通じないせいで上手くいかなかった。団体客はフランス人だったのだ。すると美緒は、その団体客の元に歩み寄り、身振り手振りで状況を説明して彼らを帰らせることに成功する。その度胸の良さを認めた番場は、美緒を再び撮影に参加させた。
撮影を終えた美緒は、初めてのアルバイト料を手にする。そのとき胸の痛みを覚えた美緒は、ちょうど店の前にいた秋生を見つける。秋生は、自分なりの方法で患者の信用を得るよう蓮子に助言され、美緒に会いにきたのだ。美緒は、和樹たちに心配をかけたくないという思いから、これからデートすると偽って秋生の車に乗り込み、その場を立ち去る。それを見た和樹たちは、美緒と秋生の関係を誤解し…。
和樹とともに白鷺大学附属病院を訪れた美緒は、1度くらいアルバイトをしてみたい、と蓮子に訴える。蓮子は、そんな美緒の思いを汲んで、検査の結果、どこにも異常が見つからなければ許可すると答え、秋生(平岡祐太)にエコー検査を指示した。ところが美緒は、何故か秋生の検査を受けることを拒否する。美緒の態度にショックを受けた秋生は、診察室を飛び出した。
美緒が参加することになったのは、とあるレストランでの撮影だった。番場が、秋に新しく創刊される雑誌のポスター撮影をこの店で行うことになったのだ。エキストラの仕切りを担当する和樹は、美緒をさりげなくモデルの近くの席に座らせると、持ち前のノリのよさで場の雰囲気を盛り上げた。しかし美緒は、勝手に料理に手をつけて番場の怒りを買い、追い出されてしまう。
するとそこに、営業中だと勘違いした外国人の団体客がやってくる。和樹や一流たちは、事情を話して帰ってもらおうとするが、言葉が通じないせいで上手くいかなかった。団体客はフランス人だったのだ。すると美緒は、その団体客の元に歩み寄り、身振り手振りで状況を説明して彼らを帰らせることに成功する。その度胸の良さを認めた番場は、美緒を再び撮影に参加させた。
撮影を終えた美緒は、初めてのアルバイト料を手にする。そのとき胸の痛みを覚えた美緒は、ちょうど店の前にいた秋生を見つける。秋生は、自分なりの方法で患者の信用を得るよう蓮子に助言され、美緒に会いにきたのだ。美緒は、和樹たちに心配をかけたくないという思いから、これからデートすると偽って秋生の車に乗り込み、その場を立ち去る。それを見た和樹たちは、美緒と秋生の関係を誤解し…。