第10回 2007年9月10日(月)放送 あらすじ

兄と妹の最終章!

 成田空港でロサンゼルス行きの便に搭乗しようとしていた美緒(井上真央)の元に、和樹(伊藤英明)が駆けつける。和樹は、美緒とは別れない、という秋生(平岡祐太)の言葉を彼女に伝えると、その場に倒れこんで意識を失った。和樹は、美緒を探して走り回ったりしたせいで脱水症状を起こしていたのだ。
飛行機をキャンセルした美緒は、見送りに来てくれていたはるな(酒井若菜)とともに、空港の救護室に運び込まれた和樹に付き添った。はるなは、和樹の思いを無駄にしないためにも秋生に電話するよう美緒に助言する。
 蓮子(松雪泰子)とともに難しい手術に臨んでいた秋生は、助手としての役目を無事務めあげる。手術は成功だった。そんな秋生の元に、美緒からの電話が入った。そこで美緒は、もう一度会いたい、と秋生に伝える。
 あくる日、和樹は、蓮子たちが勤める白鷺大学附属病院に運ばれる。知らせを受けた一流(劇団ひとり)と勝(阿部サダヲ)も病院に駆けつけていた。するとそこに、秋生がやってくる。和樹のことをはるなに任せて、秋生とともに近くの公園に行く美緒。昨夜の手術の成功に刺激を受けていた秋生は、蓮子のような心臓外科医になりたいという思いを美緒に伝えると、手術が終わって美緒が日本に戻ってくるのをずっと待っている、と続けた。
 そのころ、和樹の元には蓮子がきていた。和樹の様子が心配で見舞いにきたのだ。蓮子は、目を覚ました和樹に、秋生が白鷺大学附属病院に残れることになったと報告する。その言葉にホッと胸をなでおろし、蓮子に礼を言う和樹。すると蓮子は、秋生を認めることで自分自身も過去の自分を認めることができた、と言って和樹に感謝の言葉を伝えた。蓮子は、先生は間違っていない、という和樹の言葉に救われたのだという。
その夜、和樹は無事に退院し、家に戻る。一方、秋生は、蓮子が函館医大に異動になることを知る。秋生は、教授の青木(柴俊夫)を訪ね、自分が原因なのに蓮子を異動させるのはおかしい、と抗議するが…。

キャスト

福永美緒(20歳) … 井上真央
加納和樹(28歳) … 伊藤英明
結城秋生(26歳) … 平岡祐太
斉藤はるな(27歳) … 酒井若菜
諸畑健夫(22歳) … 蕨野友也(新人)
          *
番場 大(50歳) … 竹中直人
福永りえ子(50歳) … 夏木マリ
          *
進藤一流(28歳) … 劇団ひとり
二階堂 勝(30歳) … 阿部サダヲ
高木蓮子(33歳) … 松雪泰子

スタッフ

■脚本
 井上由美子

■演出
 武内英樹
 川村泰祐

■プロデュース
 若松央樹
 鹿内 植

■音楽
 本間勇輔

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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