ファースト・キス
爆弾娘に合コンを
検査のために白鷺大学附属病院を訪れた美緒(井上真央)は、主治医の蓮子(松雪泰子)に、兄・和樹(伊藤英明)の悪口をぶちまける。ちょうどそこに、新人医師の秋生(平岡祐太)がやってきた。美緒は、番場(竹中直人)のスタジオで失態を見せてしまったことを秋生に謝った。だが、それに対して秋生が、楽しかった、などと適当な返事をしたことに腹を立てた美緒は、入れ替わりで診察室に入ってきた患者に秋生の悪口を言って出て行ってしまう。
同じころ、和樹は、家主である一流(劇団ひとり)に、夏の間だけ、美緒も家に置いて欲しいと頼む。しかし一流は、それをきっぱりと断った。和樹と勝(阿部サダヲ)が家賃も払わないばかりか、家事すらまったくやらないことに不満を抱いていた一流は、この上、美緒にまで気を遣って暮らすのはまっぴらだ、と和樹に言い放った。困った和樹は、今後は家事一切を引き受けると約束するとともに、合コンをセッティングする、と言い出す。美緒に何とかして恋をさせたいと願っていた和樹は、その相手探しと、一流たちへの罪滅ぼしもかねて、参加メンバーを厳選した“史上最強の合コン”を計画する。
合コンの話を聞かされた美緒は、くだらない、と和樹の提案を一蹴する。しかし和樹も一歩も引かず、合コンは日本の文化だ、などと言って、言うことを聞いて参加するよう美緒に命じる。
和樹は、仕事で知り合ったモデルやデザイナーなどに声をかけ、着々と合コンの準備を進める。その噂を聞きつけた番場は、そんな和樹に対してすっかり呆れ、カメラマンになることを諦めたのなら譲ったカメラを返すよう伝えて欲しい、と勝に告げる。
合コン当日、一流の家には、モデルやデザイナーたちが集まってくる。和樹の恋人・はるな(酒井若菜)も友人を連れてきていた。そんな光景を見ていて嫌気がさした美緒は、こっそり家を抜け出す。
電話をしても戻ってこようとしない美緒を心配した和樹は、外に探しにいく。しかし美緒の姿はどこにもなかった。困り果てた和樹は、蓮子に電話を入れ、美緒が行っていないか確認した。そんな和樹に、蓮子は、特別なことをしてほしいのではなく、当たり前のことを望んでいるのではないか、と意見する。しかし和樹は、蓮子の言葉に納得できず、恋愛なんてもともと不自然なものだ、などと主張して、彼女を怒らせてしまう。
同じころ、和樹は、家主である一流(劇団ひとり)に、夏の間だけ、美緒も家に置いて欲しいと頼む。しかし一流は、それをきっぱりと断った。和樹と勝(阿部サダヲ)が家賃も払わないばかりか、家事すらまったくやらないことに不満を抱いていた一流は、この上、美緒にまで気を遣って暮らすのはまっぴらだ、と和樹に言い放った。困った和樹は、今後は家事一切を引き受けると約束するとともに、合コンをセッティングする、と言い出す。美緒に何とかして恋をさせたいと願っていた和樹は、その相手探しと、一流たちへの罪滅ぼしもかねて、参加メンバーを厳選した“史上最強の合コン”を計画する。
合コンの話を聞かされた美緒は、くだらない、と和樹の提案を一蹴する。しかし和樹も一歩も引かず、合コンは日本の文化だ、などと言って、言うことを聞いて参加するよう美緒に命じる。
和樹は、仕事で知り合ったモデルやデザイナーなどに声をかけ、着々と合コンの準備を進める。その噂を聞きつけた番場は、そんな和樹に対してすっかり呆れ、カメラマンになることを諦めたのなら譲ったカメラを返すよう伝えて欲しい、と勝に告げる。
合コン当日、一流の家には、モデルやデザイナーたちが集まってくる。和樹の恋人・はるな(酒井若菜)も友人を連れてきていた。そんな光景を見ていて嫌気がさした美緒は、こっそり家を抜け出す。
電話をしても戻ってこようとしない美緒を心配した和樹は、外に探しにいく。しかし美緒の姿はどこにもなかった。困り果てた和樹は、蓮子に電話を入れ、美緒が行っていないか確認した。そんな和樹に、蓮子は、特別なことをしてほしいのではなく、当たり前のことを望んでいるのではないか、と意見する。しかし和樹は、蓮子の言葉に納得できず、恋愛なんてもともと不自然なものだ、などと主張して、彼女を怒らせてしまう。