2009年3月24日(火)放送 みどころ

酸素と二酸化炭素のふしぎ

酸素は物を燃やして、二酸化炭素は消す。これ小学校で、ならいますよね。

今日のテーマは…
「酸素と二酸化炭素のふしぎ」

今日は、酸素と二酸化炭素のふしぎを見てみるぞ!
これらの道具を使って実験してみよう!
 ・酸素缶
 ・試験管
 ・線香
 ・ドライアイス
 ・マグネシウム

■酸素と線香で実験
まずは、この酸素で実験!
酸素を満たした試験管に線香を入れる。すると…
「勢いよく燃えました。これ常識!」

■二酸化炭素とろうそくで実験
二酸化炭素で実験!
ここに、二酸化炭素の入った袋があります。
そして、目の前にはろうそくを立てた水槽があります。
この二酸化炭素を水槽に注ぎ入れると…

水槽の中のろうそくが、小さいものから順に消えてゆく
この通り、二酸化炭素は空気より重いから、背の低いろうそくから火を消してゆきました! 二酸化炭素は火を消す作用がある、分かりましたね!

■ドライアイスとマグネシウム! 実験
続いての実験!
二酸化炭素を冷やして出来る、冷たーいドライアイスに空けた窪み。
そこにマグネシウムという金属を入れて、火を点けてみる!(要注意)
火が点いたら、ドライアイスで蓋をします!
こうすると、二酸化炭素の作用で火はやがて消えるはず…

酸素が無くて、すぐ消えると思いきや、ランプのように燃え続ける火。
二酸化炭素で出来たドライアイスの中で、なぜかずっと燃えてます!
なんで? どうして?
 ⇒火が消えると炭のようなものが残る。(炭素)

■まとめ
二酸化炭素は、炭素1酸素2から出来ている。つまり、ドライアイスに含まれた酸素と結びつく事で、マグネシウムは燃え続けたんじゃ。
そして炭素が残る。このような性質を知ることが科学の進歩に役立つんじゃ!

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