2008年11月4日(火)放送 みどころ

中華鍋で通信!~パラボナアンテナのしくみ

今日のテーマは…
「中華鍋で通信!~パラボナアンテナのしくみ」

焼く、蒸す、揚げる…
何でもござれの中華鍋…。
私はそんな中華鍋の新しい機能を発見しました!それは“聞く”です!

これらの材料を使って実験じゃ!
 ・中華鍋
 ・ふうせん
 ・ろうそく

■中華鍋実験 ろうそくの火を消す!
・立てた中華鍋の前に、ロウソクがセットしてある。少し離れたところで、膨らませた風船を割る!
・風船から音の振動(空気の振動)が、中華鍋にあたり跳ね返って、ロウソクの火が消える!

中華鍋の曲線は、一方からやってきた空気の振動を跳ね返し、その力を中心にあつめる性質をもっている。
中華鍋により、真ん中に集められた風船の音の振動が、ロウソクの火を吹き消したんじゃ。

■千葉科学技術館のパラボナアンテナ
・巨大な、2枚の対面するパラボナアンテナがある。一方の前に、研究員、もう片方の前にマイクスタンド。研究員、カメラに向かってささやくが、何も聞こえない。
・次は、パラボラに向かってささやく…すると、マイクが音を拾う。

このように、中華鍋型のパラボラアンテナは、かすかな空気の振動をバッチリ捉えるんじゃ!

■実験まとめ
今や、BS放送やCS放送を見るには欠かせないパラボナアンテナ。その原理は中華鍋と一緒。上空から届く微弱な電波を集めて、情報を各家庭に届けているんじゃ。

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