今日のテーマは・・・
「骨で音を聞く！骨伝導のひみつ」

電車の中で、隣の乗客のヘッドホンからシャリシャリともれてくる音…
気になった事はありませんか？

今日は…骨で音を聞く！骨伝導のひみつ！

これらの材料を使って実験じゃ！
・コイル

■磁石とコイルで空缶スピーカー実験
まずは、音楽を確認！オーディオスイッチオン！
ちゃんと、音楽が流れている！

続いて、スピーカーを外すと…音は聞こえなくなる！
次はスピーカーの出力端子に、磁石とコイルで作った、実験装置をつなぐ！
そして磁石を、空缶にくっつけると…
ほら！聞こえる～。すごい！

この秘密は、スピーカーの出力端子につながったコイルと磁石。
このコイルと磁石は、出力端子から来る電気信号に反応して、微妙に振動しておる。この振動が空缶をふるわせ、音を発生させているんじゃ。

■コイルと磁石で骨伝導実験
続いての実験！先ほどの実験装置を、自分の頬骨に当ててみる。すると…

えぇっ！？聞こえる！なんで！？

物の振動を拾うマイクで確かめると…確かに、音がしておる！

■実験まとめ
通常、音を聞くには鼓膜が必要じゃが、この実験では、磁石が骨をふるわせ、脳が直接音を感じ取っている。
骨をふるわせて音を聞く方式、それが骨伝導。
現在は、ヘッドホンや補聴器などにも応用されているんじゃ。