2008年6月10日(火)放送 みどころ

なぜ冷やせるの?冷蔵庫のしくみ

今日のテーマは・・・
「なぜ冷やせるの?冷蔵庫のしくみ」

そのままでは腐敗したり、融けてしまう食材を、4℃から10℃程度の適度な低温で保管できるっ…。それが冷蔵庫さん、あなたの優れた能力ですねっ!
でも、どうして冷やせるの?何か、しゃべって!
今日は、冷蔵庫の話!!

■アルコールを染み込ませた脱脂綿!これを、腕に塗る!
みんなも覚えがあるじゃろう?
注射の時に、肌をアルコールで消毒すると、ひんやりしたのを。
これは、液体が蒸発する時、まわりの物質から熱をうばい、温度をさげる性質をもっているからなんじゃ。

そこで、これらの材料を使って実験じゃ!
 ・ペットボトルのキャップ
 ・フェルト
 ・アクリル樹脂用接着材

■氷の結晶を作る!
フェルトを立てたキャップに、蒸発しやすい液体を注ぐんじゃ。今回は、アクリル樹脂用接着剤を使ってみた。
フェルトが、接着剤をどんどん、吸い込み、さらに、その接着剤が気化していくと…。
急激な温度低下で、氷の結晶ができるんじゃ!

■冷蔵庫まとめ
この現象を利用しているのが冷蔵庫。
中では、冷媒という物質が循環しており、その冷媒が蒸発した時に冷やされた空気が、冷蔵庫の中を冷やすんじゃ。分かったかな?

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