第8回 2008年11月22日(土)放送 あらすじ

急展開!? キングに近づく住人と一発逆転のライブ!

 住人たちが次々と「KING」を出て行き、森次郎=もりじ(水嶋ヒロ)は、高草木空=大自然(大倉孝二)とふたりきりなってしまう。
 どこかのんびり構えている大自然は、もりじに浅田朝子(鈴木杏)のことを尋ねるが、朝子に自己中心的な発言をされて傷ついたもりじはそっけない態度を返す。
 その頃、朝子は入院でのブランクを取り戻すべく数々のオーディションに挑んでいた。しかし、内心では、もりじや「KING」の住人たちのことが頭から離れない。
 同じ頃、響京子(井川遥)は自分の病院に出産部門を立ち上げることを決め、真島洋平=マジマックス(渡部篤郎)は白衣専門店で白衣選びに迷い、そして、孫健一(板尾創路)は彼女と別れると、藤城和江(石野真子)が息子と暮らす家を訪ねる。また、細野春臣(平山広行)はもりじが勤めるバーでマジシャンたちに囲まれ、田中正一=ロクさん(深沢敦)はキャンプ生活での出来事をブログに綴りはじめる。
 みんなが少しずつ自分の道を探し始めているのに、フラワークリエーターの道を自ら閉ざしてしまい行く先が見えなくなったもりじは、することもなく大自然が描いた絵を原宿に売りに行くことに。そして、路上で絵を広げて客を待っていると、風が吹いてチラシが飛んでくる。それは、朝子の誕生日ライブが告知されたチラシだった。
 その後、もりじが大自然と「KING」にいると、大きなケーキを持って細野がやってくる。戻ってきたのかと尋ねるもりじに細野は、朝子の誕生日をみんなで祝うために来たのだと話す。そこへ、鍋の道具を持った孫と和江が、さらに、響、マジマックス、ロクさんまでが細野からの連絡を受けてやってくる。あっという間に、いつもの賑わいを取り戻すが、主役の朝子の姿はない。和江らが心配する中、もりじは朝子は変わってしまったからみんなには会いたくないのだろうと淡々と話す。すると、マジマックスが朝子が突き放したような発言をしたのは、自分のことより人を心配するもりじを思ってのことだろうと反論。それを聞いて、黙り込んでしまうもりじ。そして、ポケットから例のチラシを取り出して見ると、立ち上がって「KING」を後にする。
 そんな住人たちを、3人の伊集院(ミッキー・カーチス、斉木しげる、我修院達也)が興味深そうに見つめ…。

キャスト

森 次郎(もりじ) … 水嶋ヒロ
浅田朝子(朝ちゃん) … 鈴木 杏

響 京子(響さん) … 井川 遥

孫 健一 … 板尾創路

伊集院 竹 … 斉木しげる
伊集院 梅 … 我修院達也

伊集院 松 … ミッキー・カーチス

真島洋平(マジマックス) … 渡部篤郎

ほか

スタッフ

■脚本
 大宮エリー

■プロデュース
 中島久美子

■演出
 平野 眞

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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