第3回 2008年10月18日(土)放送 あらすじ

叱って欲しい女と男!? もりじパリでチャンス到来!

 フリーターの森次郎(水嶋ヒロ)=もりじは、バイト先のバーの客・マリア(秋本奈緒美)の誘いを受けて、パリに行くことに。マリアはもりじの花を選ぶ才能をパリで磨いてみたいと言うが、もりじ自身は自分にそんな才能があるとは思えない。しかし、マリアの勢いに乗せられ、パリへとやってくる。
 アイドルにスカウトされたOLの浅田朝子(鈴木杏)は、スカウトを受けるかどうかで悩んでいた。会社をズル休みして孫健一(板尾創路)の店を訪ねたり、響京子(井川遥)の病院にやってきて相談に乗ってもらうが、朝子の態度はふわふわとしていて本人の意思が感じられない。そんな朝子を京子は、「考えが甘い」とピシャリ。
 一方、京子は避妊をしないために性病にかかったり望まない妊娠をして病院にくる若い患者たちを叱りながらも、じっくり話を聞き、あれこれとアドバイスをしていた。そんなところへ、スタイリストの真島洋平(渡部篤郎)=マジマックスから電話が入る。ステージ衣装を担当する布袋寅泰(布袋寅泰)に、コンセプトは「ガンダム」と言われたことに悩み、ヒントがほしいと言うのだ。忙しい京子は、「飛ぶ感じ」などと一般的なガンダムのイメージを伝えると電話を切る。
 同じ頃、「南青山不動産」にいた伊集院松(ミッキー・カーチス)、竹(斉木しげる)、梅(我修院達也)は、今のマジマックスには布袋のスタイリングは無理だったのではないか、などと話す。
 京子に叱られしょんぼりしながら「KING」に戻った朝子は、ひとりぽつんとリビングに座り、京子の言葉を思い返していた。もりじに話を聞いてほしいと思い、パリまで電話をかけようとするが思いとどまる。
 衣装のアイデアが浮かばないままマジマックスがバーで飲んでいると、京子がやってくる。お互い行きつけの店だったのだ。ふたりは、それぞれの仕事での近況や、もりじ、朝子のことについて話す。酒に酔い冗舌になった京子は、患者は自分を困らせて、叱られて、愛されている実感を得ようとしている—つまり、自分と関わりたいのだ、布袋もそんなところなのではないか、などと話す。そんな何気ない言葉が、マジマックスの心に響く。
 早朝、「KING」に戻ったふたりは、それぞれの部屋へ。京子は、朝子が気になるが、部屋に入ることは思いとどまる。
 その頃、パリのもりじには、予想もしない展開が待ち受けていて…。

キャスト

森 次郎(もりじ) … 水嶋ヒロ
浅田朝子(朝ちゃん) … 鈴木 杏

響 京子(響さん) … 井川 遥

孫 健一 … 板尾創路

伊集院 竹 … 斉木しげる
伊集院 梅 … 我修院達也

伊集院 松 … ミッキー・カーチス

真島洋平(マジマックス) … 渡部篤郎

ほか

スタッフ

■脚本
 大宮エリー

■プロデュース
 中島久美子

■演出
 大木綾子

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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