33分探偵
船上殺人をもたす
懸賞に当たり豪華客船・ロイヤルウイング号でランチをとることになった鞍馬六郎(堂本剛)とリカコ(水川あさみ)と大田原(高橋克実)。同じ頃、児玉一郎(小倉馨)の誕生日パーティーを開くため児玉一家も船に乗り込んでいた。部屋に入るやいなや父の一郎に借金を頼み込む長女・由紀子(山口香緒里)、社長の座を譲るよう訴える長男・総一郎(長谷川博己)と児玉一家は険悪な雰囲気に包まれる。出港後、六郎たちがステージを楽しんでいると突然船体が大きく揺れ船内に女性の悲鳴が響き渡った。悲鳴が聞こえた個室前へ駆けつけると、部屋の中で頭から血を流し絶命している一郎の姿が。指先には血で書かれた“赤”という文字が残されていた。海の上では犯人も逃げられまいと捜査にやる気を見せる六郎の前に、茂木(戸次重幸)が赤いシャツを着て血まみれの男・進藤(豊永利行)を連行してきた。六郎は自白をする進藤を犯人じゃないと断言、事件を33分もたせると宣言する。
六郎は、一郎と仲が悪かった家族全員が犯行にかかわったと推理。1人1人のアリバイはあるが共謀すれば殺害は可能であることをかなり無理のあるトリックを用いて説明していく。すると、そこへ鑑識官(佐藤二朗)とアイ(野波麻帆)が現れた。鑑識官により監視カメラの映像に容疑者が映っていたことが判明。さらに廊下とドアの鍵からルミノール反応が出たことから、一郎は廊下で被害にあって自ら部屋に入り鍵をかけたとの見解が示された。これにより六郎の推理は崩れ、捜査は振り出しに戻った。
一同が聞き込みに走る中、船内の倉庫ではバンドマンの鶴田(迫田孝也)が、以前メンバーの風見(岡田義徳)が一郎の名前を口にしていたことを思い出す。慌てて否定する風見。そこに六郎とリカコがやってきた。六郎は風見らが持っていたギターケースに注目する。直後、犯人らしき男を見たという目撃者が現れた。証言によると犯人は赤い布をかぶり、手には大きな黒い荷物を持っていたという。さらなる情報を求め情報屋(小島よしお)の元へ向かった六郎。情報屋から、風見は一郎に会社を乗っ取られた男の息子であることを聞く。
船のデッキに児玉一家、風見、鶴田を呼び出した六郎は…。
六郎は、一郎と仲が悪かった家族全員が犯行にかかわったと推理。1人1人のアリバイはあるが共謀すれば殺害は可能であることをかなり無理のあるトリックを用いて説明していく。すると、そこへ鑑識官(佐藤二朗)とアイ(野波麻帆)が現れた。鑑識官により監視カメラの映像に容疑者が映っていたことが判明。さらに廊下とドアの鍵からルミノール反応が出たことから、一郎は廊下で被害にあって自ら部屋に入り鍵をかけたとの見解が示された。これにより六郎の推理は崩れ、捜査は振り出しに戻った。
一同が聞き込みに走る中、船内の倉庫ではバンドマンの鶴田(迫田孝也)が、以前メンバーの風見(岡田義徳)が一郎の名前を口にしていたことを思い出す。慌てて否定する風見。そこに六郎とリカコがやってきた。六郎は風見らが持っていたギターケースに注目する。直後、犯人らしき男を見たという目撃者が現れた。証言によると犯人は赤い布をかぶり、手には大きな黒い荷物を持っていたという。さらなる情報を求め情報屋(小島よしお)の元へ向かった六郎。情報屋から、風見は一郎に会社を乗っ取られた男の息子であることを聞く。
船のデッキに児玉一家、風見、鶴田を呼び出した六郎は…。