第8回 2006年8月28日(月)放送 あらすじ

彼を私に下さい!

 藤井ミナミ(伊東美咲)は、石田勇也(亀梨和也)の告白を受けとめる形となった。そのためか、選択に迷っていた新しいバッグも買う。だが、それは以前、探していたものとは違うバッグだった。そのバッグに気づいた柚木ヨウコ(白石美帆)は、すぐに壊れそうだと微妙な発言。ミナミの心は、まだまだ揺らぎそうで…。
 一方、ミナミに自分の想いが伝わったと喜ぶ勇也は、今岡響太郎(佐藤浩市)、なつき(志田未来)父娘に手作り弁当をサービス。渡辺ユリ(浅見れいな)には、ハッキリと好きな女性と心が通じたと打ち明けるのだが…。
 その頃、今岡チームは新機種携帯のCM制作受注に躍起。5社の代理店が競合する受注合戦だ。だが、ミーティングの最中も勇也の熱いラブ視線がミナミに注がれる。視線だけでなく、2人きりになると甘い言葉を口に出す勇也に、ミナミはハラハラしながらも満更でもない。
 そんな時、ミナミは今岡に呼ばれる。今岡は、勇也に自社の「クリエイティブ採用試験」を受けさせようとしていた。その指導係にミナミを指名し、人事部に出す勇也の推薦文を書くよう命じる。早速、ミナミは勇也に試験のことを話した。だが、勇也はミナミと一緒にいられるということだけで喜んでしまう。ミナミは、気を引き締めてかかろうと忠告するのだが、勇也は手作り弁当を渡してニコニコ。自分への想いにのめり込む勇也に、ミナミは不安を募らせる。
 ミナミは勇也を新機種携帯の展示ルームへと連れ出した。ミナミが担当者と会っている間、一人になった勇也の前に荻原智(瑛太)が現れる。これ見よがしに、持っていた数冊の雑誌のデート特集を広げてみせる勇也だが、荻原に真意はわからない。しかし…。
 帰り道は、ミナミ、荻原、勇也が一緒。別れ際、荻原は「良かったですね」と意味深な言葉をミナミに投げた。荻原が遠ざかると、ミナミは勝手に自分とキスしたことを荻原に話したのかと勇也を問い詰める。だが、勇也は話してはいなかった。デート特集の雑誌もミナミが資料に使うと言っただけだった。今度は、逆に勇也が自分と交際することが恥ずかしいのかとミナミに尋ねる。言葉の出ないミナミに勇也は、それでも自分は好きだと言い残して去って行った。

キャスト

藤井ミナミ(28) … 伊東美咲
石田勇也(23) … 亀梨和也(KAT-TUN)

荻原 智(25) … 瑛太
柚木ヨウコ(28) … 白石美帆
桜木邦夫(42) … 相島一之
渡辺ユリ(23) … 浅見れいな
松井良英(34) … 原口あきまさ
三田圭介(35) … 佐藤重幸
紺野なつき(10) … 志田未来
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田中ミズホ(32) … りょう
今岡響太郎(43) … 佐藤浩市

スタッフ

■原作
 おかざき真里
 「サプリ」(祥伝社刊)
 *「フィールヤング」にて連載中

■脚本
 金子ありさ

■演出
 成田 岳
 川村泰祐

■プロデュース
 関谷正征

■ラインプロデュース
 見戸夏美

■音楽
 菅野祐悟
 オリジナルサウンドトラック
 「サプリ」
 (ワーナーミュージック・ジャパン)

■制作
 フジテレビ

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