第11回 2006年9月18日(月)放送 あらすじ

伝えたい言葉

 藤井ミナミ(伊東美咲)の前から石田勇也(亀梨和也)が姿を消してしまった。クリエイティブ採用試験に落ちたためなのか…? ミナミは動揺してしまう。今岡響太郎(佐藤浩市)のもとには勇也の辞表が届いていた。勇也は実家にも帰った様子がなく、行方不明状態。
 それから、数日が経過するが勇也の行方は依然としてわからない。バイトとはいえ、頼りにしていた勇也がいなくなり、今岡チームのメンバーはいつもの調子がでない。ミナミは自身の動揺を隠して、勇也は戻ってくるとメンバーを励ます。そんなミナミを見ていた荻原智(瑛太)だけは、勇也が辞めた理由を知っていた。勇也は、荻原にミナミを託していたのだ。ミナミたちは勇也が戻ってくると思っているのに対して、今岡の態度はドライ。勇也の代わりのアルバイトを連れて来る。
 その頃、勇也はとある公衆電話から実家の母親に電話していた。勇也は、会社には戻らないこと、そして実家に帰ろうと思っていると話す。
 ミナミは、腕時計のCM案を作り直して今岡たちに提示する。しかし、メンバーの反応が今ひとつ良くないことにミナミ自身も気付いた。案の定、今岡はミナミに再考を求める。その日、荻原の北京事業局への異動が正式に発表された。田中ミズホ(りょう)は、荻原に別れを告げ、勇也という恋敵がいなくなったのでミナミへの恋に勝つのは余裕かとちゃかす。すると、荻原の表情が曇った。そして、荻原は勇也が辞めた本当の理由を田中に明かす。荻原は、ミナミに勇也の想いを伝える気はないと言いながらも、どこか躊躇している様子。田中は、ミナミと勇也はタイミングが合わなかっただけだと、荻原を励ますのだが…。
 勇也は、まだ東京にいた。サーファー仲間の家に身を寄せていたのだが、ふと今岡のマンションに忘れ物をしてきたことに気付く。サーフボードだった。勇也は、マンションにそっと忍び込んで、ボードを持ち出そうとするのだが、紺野なつき(志田未来)に見つかってしまう。なつきは、勇也にアルバイトを辞めた理由を厳しく問いただす。なつきには、好きなのに離れてしまう大人の感情が面白くない。最後に、もう一度だけミナミと話し合えと勧めるなつき。素直に認めた勇也は、なつきも今岡と話し合うようにと言い、マンションをあとにした。
 勇也は、ミナミと話すために会社へ向かう。ちょうど会社に着いた時、ミナミが出てきた。駆け寄ろうとした勇也だが、先に荻原がミナミに話しかけた。肩を並べて歩き去るミナミと荻原。勇也は、結局ミナミと話すことが出来ず…。

キャスト

藤井ミナミ(28) … 伊東美咲
石田勇也(23) … 亀梨和也(KAT-TUN)

荻原 智(25) … 瑛太
柚木ヨウコ(28) … 白石美帆
桜木邦夫(42) … 相島一之
渡辺ユリ(23) … 浅見れいな
松井良英(34) … 原口あきまさ
三田圭介(35) … 佐藤重幸
紺野なつき(10) … 志田未来
         *
田中ミズホ(32) … りょう
今岡響太郎(43) … 佐藤浩市

スタッフ

■原作
 おかざき真里
 「サプリ」(祥伝社刊)
 *「フィールヤング」にて連載中

■脚本
 金子ありさ

■演出
 成田 岳
 川村泰祐

■プロデュース
 関谷正征

■ラインプロデュース
 見戸夏美

■音楽
 菅野祐悟
 オリジナルサウンドトラック
 「サプリ」
 (ワーナーミュージック・ジャパン)

■制作
 フジテレビ

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