第2回 2006年7月11日(火)放送 あらすじ

好きな物食べて悪いか

 術後経過のために病院を訪れた桑野信介(阿部寛)は、女医の早坂夏美(夏川結衣)から、成人病防止のための食事制限を勧められてウンザリ。「食べたい時に食べたいものを食べる。それで早死にしたって本望ですよ」と減らず口を叩き、逆に夏美から「そんなこと言ったら悲しむ人が…いないんでしたね」と痛い一撃を食らってしまう。
 沢崎摩耶(高島礼子)の発案で、信介の全快祝いをすることになり、焼肉をリクエストする信介。だが、村上英治(塚本高史)の都合が悪くなり、この日は延期。実はその夜、英治は田村みちる(国仲涼子)とデートの約束をしていたのだ。信介は仕方なく、中川(尾美としのり)の誘いで、中川家に夕食を食べに行くのだが、ヘルシーな食事の数々に辟易。しかも、妹・圭子(三浦理恵子)が結婚相手に「早坂先生はどうなの?」と言い出したことから、母・育代(草笛光子)が「その方、おいくつなの?」と興味津々になり、すっかり居心地が悪くなってしまう。
 翌日、前に信介の押していた設計案が急に決まり、進めることになった。すでに修正作業を終えている信介は英治に設計図を手渡し、驚かせる。それを見た摩耶は「さすが」と一言。満更でもない信介だったが、今日も摩耶の都合が悪く焼肉はお預け。その夜、焼肉を2回もお預けさせられた信介は我慢できずについに1人、焼肉屋に足を向けていた。一方、マンガ喫茶では夏美とみちるが顔を合わせ、成り行きでラーメン屋に行くことになった。夏美はみちるに、かつて結婚しようと思っていた相手がいたことを話しながら、自分が恋愛から遠のいてしまった理由を考えあぐねる。その帰り道、夏美とみちるは『一人焼肉』を楽しむ信介の姿を目撃し、言葉を失うのだった。
 次の日、建築現場での仕事中、腕を怪我した信介は再び中川病院へ。信介に付き添って来た摩耶と、通りかかった夏美が顔を合わせることに。夏美を見て信介に「こちら例の?」と尋ねると、「桑野がお世話になりまして、ありがとうございました」と挨拶。摩耶が慣れた様子で信介の胸ポケットから財布を取り出し、会計に行く様子を見た夏美は「ああいう人がいるなら、ちゃんと栄養バランスのいい食事を作ってもらって下さい。心配して損しました」と言い放つ。意味の分からない信介。一方摩耶にも、「思ったよりきれいな人だった。あの人にお尻をねえ…」と言われ、何も言えない。
 英治に荷物持ちをさせてマンションに戻ってきた信介は、廊下でみちると夏美と鉢合わせ。「2人で食事作って食べようっていう話しになって…」というみちるに英治も仲間に入れてもらうことに。1人、部屋に戻った信介だったが、思い通りに手が動かない。料理を作るのを諦め、空腹でイライラしていると、英治から「こっち来ませんか?」と誘いの電話がかかってきた。みちるの部屋に合流した信介だったが…。

キャスト

桑野信介 … 阿部 寛
早坂夏美 … 夏川結衣
田村みちる … 国仲涼子
村上英治 … 塚本高史
中川良雄 … 尾美としのり
中川圭子 … 三浦理恵子
吉川沙織 … さくら
金田裕之 … 高知東生
西村千鶴 … SHEILA
桑野育代 … 草笛光子(特別出演)
沢崎摩耶 … 高島礼子

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)
 小松隆志(MMJ)
 植田 尚(MMJ)

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 伊藤達哉(MMJ)

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

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