圭吾と生きる決心をしたむつ子は、林田に結婚の解消をきりだす。林田は許さず、先方の希望にそって早急に式の日取りを決めようとする。
　圭吾は林田にむつ子との結婚を願い出る。林田は激怒、圭吾に即刻クビを言い渡す。
　そんなとき、孝一郎が詐欺にあい、林田商事が危機に陥る。銀行からの支援も受けられず、最後の頼みの綱は丸菱物産だった。孝一郎は会社の窮状をむつ子に訴え、木村との結婚を頼み込む。
　が、むつ子は拒否。家を出るための準備をする。
　その深夜、むつ子はリビングの食卓に一通の封筒を見つける。胸騒ぎを覚えて、庭を見ると…。