真実一路
#59 二束三文の夢
隅田の借金を返すために義夫の貯金に手をつけたむつ子は、守川家に居づらくなって、店に戻る。
翌日、むつ子は学校帰りの義夫を待ち伏せして、買い物に連れていく。つい帰りが遅くなり、家まで義夫を送っていくと、心配して探し回っていたしず子に非難される。
宗次郎からももう義夫には手を出さないよう釘をさされる。そのうえ、しず子と義夫が孝一郎に引き取られることになったというので、むつ子は忸怩たる思いだ。
その頃、隅田は昔の同僚の小柴に自分の研究書類を見せていた。自信満満の隅田だったが、時代遅れの研究と馬鹿にされ、悔し泣きする。
翌日、むつ子は学校帰りの義夫を待ち伏せして、買い物に連れていく。つい帰りが遅くなり、家まで義夫を送っていくと、心配して探し回っていたしず子に非難される。
宗次郎からももう義夫には手を出さないよう釘をさされる。そのうえ、しず子と義夫が孝一郎に引き取られることになったというので、むつ子は忸怩たる思いだ。
その頃、隅田は昔の同僚の小柴に自分の研究書類を見せていた。自信満満の隅田だったが、時代遅れの研究と馬鹿にされ、悔し泣きする。