隅田が学校帰りの義夫を待ち伏せして、キャッチボールをする。しず子は隅田をののしり、義夫に二度と隅田と遊ばないよう言い聞かせる。
　隅田はむつ子に、義平の説得を頼む。
　が、それだけは嫌だ、と拒むむつ子。最後の手段として、隅田は子どもたちのことで義平を脅迫することを思いつく。
　そんなとき、隅田が詐欺の容疑で警察に連行される。むつ子は隅田を訴えた債権者たちに告訴を取り下げるよう懇願するが、聞いてもらえない。
　むつ子は義平に電話をかけ、会いたいときりだす。義平が断ると、義夫に自分が母親だと名乗る、と脅かす。