真実一路
#20 衝撃的な再会
昭和三十年、守山家ではむつ子と義平の長男・義夫のお食い初めの祝いが開かれていた。しず子は十二歳、義平にかわいがられて、すくすくと育っていた。
そこへ、絵描きになった宗次郎が、結婚したい女性がいると報告にくる。相手は年上の戦争未亡人で、子どももいるというので、林田は猛反対する。
むつ子は宗次郎の恋を応援する。一番好きな人と結婚するべきだと…。
そんなある日、公園で、むつ子が目を離したすきに、しず子がちんぴら風の若い男に連れ去られそうになる。
どこからか現れた男がちんぴらを追い払ってくれるが、その男を見て、むつ子は呆然とする。死んだはずの圭吾だった。
そこへ、絵描きになった宗次郎が、結婚したい女性がいると報告にくる。相手は年上の戦争未亡人で、子どももいるというので、林田は猛反対する。
むつ子は宗次郎の恋を応援する。一番好きな人と結婚するべきだと…。
そんなある日、公園で、むつ子が目を離したすきに、しず子がちんぴら風の若い男に連れ去られそうになる。
どこからか現れた男がちんぴらを追い払ってくれるが、その男を見て、むつ子は呆然とする。死んだはずの圭吾だった。