第9回 2006年3月9日(木)放送 あらすじ

絶対に別れない!

 カナ(紺野まひる)と結婚すると宣言した仁志(藤木直人)から「カナに会いに行ってくれ」と請われた伸木(唐沢寿明)は、京都の盆栽園を訪ねた。伸木は仁志との結婚を祝い、自分の結婚生活の終焉をカナに伝えて、帰路に着いた。だが、帰りの車中で二人の愛を象徴するブラームスの二重協奏曲を聴き、自分の心が大いにカナに残っていることを確信。その後も、盆栽の育て方にことよせ、匿名メールをカナのホームページに送り続けるのだった。
 一方、病院ではさまざまなことが起こっていた。添田(市毛良枝)は末期の癌であった。伸木は手術を勧めたが、若い看護師と結婚したばかりの美村(古谷一行)は、余命半年、手術の必要なし、と言い放つ。添田も手術を拒むものの、別れた娘に思いを募らせる。それを知った伸木は、自分とみすず(北村一葉)との運命を重ね合わせ、添田の娘を探し出し、添田と引き合わせるのだった。
 また、竹林(谷原章介)は匠子(原田夏希)にプロポーズし、沼田(大泉洋)も千夏(桜井千寿)との結婚を決心した。
 カナのホームページを読む伸木の目にカナの文面が飛び込んできた。その内容から伸木は、カナが自分と同じ気持ちだったと知る。ところが、婚姻届を手に、カナの部屋を訪ねた仁志も、そのページを読んでしまう。仁志は、ネットの向こう側にいる男が伸木であると直感した。仁志は、カナを、本当の愛情を抱いている伸木に託すことを決心する。
 仁志に誘われた伸木は仁志の事務所を訪ねた。そこにいたのはカナであった。仁志の策略である。カナもメールの主が伸木であることに気付き、二人は改めて愛を確かめる。
 だが、その様子を、伸木をつけていた潤(山口翔悟)が妙子に報告した。妙子は憎悪を胸に仁志を訪ねるのだった。

キャスト

唐沢寿明
藤木直人
片瀬那奈
大泉 洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行

スタッフ

■原作
 柴門ふみ「小早川伸木の恋」(小学館刊 ビッグコミック)

■脚本
 武藤将悟

■プロデュース
 喜多麗子
 古屋建自

■演出
 武内英樹

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作著作
 フジテレビ

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