第11回 2006年3月23日(木)放送 あらすじ

最終章~涙の選択

 行方不明になったみすず(北村一葉)が遊園地で保護された。そこは、伸木(唐沢寿明)と妙子(片瀬那奈)3人で遊んだみすず思い出の場所であった。伸木は複雑な思いにかられる。だが、調停は始まった。
 伸木の書いた「性格の不一致」だけでは離婚を成立させるのはむつかしい。妙子側の石田弁護士(かとうかず子)は、みすずのために離婚したくない、するなら1億円の慰謝料と、強硬な論陣を張る。仁志(藤木直人)は「徹底的に攻めよう。自分だけいい人でいようなんて無理」と戦法の転換を伸木に迫る。
 伸木はカナ(紺野まひる)に電話するが、カナの態度がどこかよそよそしく感じられ、伸木に不安がよぎる。一方の妙子も仁志に相談に行く。仁志は「子供を踏み絵に使うな」と厳しく叱責する。
 病院では、沼津(大泉洋)の父から別れるよう迫られた千夏(桜井千寿)が中絶しようと竹林(谷原章介)に相談。また、美村(古谷一行)は研究費の不正流用で警察の取り調べを受けることになった。
 伸木、妙子同席の調停が始まった。妙子の浮気なども明らかになり、険悪な様相を示し始めた調停だったが、子供にとっての幸せとは、というテーマになって妙子は倒れてしまった。

キャスト

唐沢寿明
藤木直人
片瀬那奈
大泉 洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行

スタッフ

■原作
 柴門ふみ「小早川伸木の恋」(小学館刊 ビッグコミック)

■脚本
 武藤将悟

■プロデュース
 喜多麗子
 古屋建自

■演出
 武内英樹

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作著作
 フジテレビ

バックナンバー