第5回 2006年2月9日(木)放送 あらすじ

友達からの急展開

 「なおえ」でカナ(紺野まひる)と見つめ合う姿を、伸木(唐沢寿明)は妙子(片瀬那奈)に見られた。だが、カナは、にこやかに妙子に接し、盆栽を習っているのも伸木が妙子を愛しているからだと説明。妙子は気を良くし、「カナと友達になりたい」などと言い出す。仁志(藤木直人)の機転で、結婚記念日の妙子の怒りも鎮めてもらっている伸木は、どうにか妙子との関係が落ち着いたと思えた。ところが、妙子の伸木依存はエスカレートするばかり。
 そんな中、伸木は美村(古谷一行)に、講師に推挙すると言い渡される。大学の方針が臨床重視に変わったのだ。研究主義の竹林(谷原章介)は、焦りを感じ、伸木に手術の可能性の高い当直の交代を申し出る。伸木の足は自然と「なおえ」に向かう。その「なおえ」は直江(勝村政信)の子供の病気で閉鎖することになっていた。
 カナに慰められ落ち着いた伸木は「なおえ」で寝させてくれと言う。と、暗闇でカナが抱き締めてきた。二人はそのまま抱き合ってしまった。それを仁志に告げると仁志は「どうしてまた彼女を傷つける!」と殴りつけるのだった。
 伸木は翌日、再び「なおえ」を訪れカナに「あなたが好きだ」と告白するが…。
 カナが伸木に連絡してきた。動物園に行こうと言う。そこで伸木は鯵沢の話を聞く。盆栽収集家の鯵沢は盆栽の美を受け継がせようと舞妓のカナを身請けし、のちに結婚。120億円の遺産を残したが、カナは遺産放棄を仁志に依頼した。カナは、「ずっと美しくあれ」という鯵沢の遺志に従ったものだと言う。伸木は「友達に戻りましょう」と決意を表明する。すると、カナは…?!

キャスト

唐沢寿明
藤木直人
片瀬那奈
大泉 洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行

スタッフ

■原作
 柴門ふみ「小早川伸木の恋」(小学館刊 ビッグコミック)

■脚本
 武藤将吾

■プロデュース
 喜多麗子
 古屋建自

■演出
 武内英樹

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作著作
 フジテレビ

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