第7回 2006年2月23日(木)放送 あらすじ

男が家を出る時!

 妙子(片瀬那奈)が潤(山口翔悟)と浮気したことを知りつつ、伸木(唐沢寿明)は、自分もカナ(紺野まひる)を思い続けていることから、自分の結婚生活を、葉の落ちた盆栽の松と重ね合わせた。「松は元に戻らないのか」。伸木は匿名でカナのサイトにメールした。だが、その時、仁志(藤木直人)がカナに愛を打ち明けていた。
 「努力して水をやり光を与えればきっと息を吹き返します」。カナの返信を受けた伸木は、結婚生活をやり直そうと、毎日のように二人の「記念日」を行うことにした。
 そのころ、竹林(谷原章介)は腹腔鏡手術を頻繁に実施し好結果を上げていた。有名チェリストの匠子(原田夏希)の担当でもあったが、竹林は匠子に恋をしてしまった。だが、ある患者の術後急変で原因が竹林の手術とされた。美村(古谷一行)の竹林に対する評価は一気に下がり、匠子の手術は他大学の専門医に任されることになった。匠子の手術は成功した。匠子は、執刀医は竹林の紹介、という伸木の説明を信じ、竹林への好意を深めた。竹林もほかの女性との関係を次々と清算、本気を見せ始めた。
 だが、匠子の容態が急変した。竹林は自宅の伸木に応援を求めた。その晩はレストラン記念日。伸木は妙子に置手紙して病院へ向かった。伸木は竹林を奮い立たせ、手術を成功させた。
 そのまま病院で寝てしまった伸木の前に妙子が現れた。妙子は書き置きをなじったうえ、記念日も上辺だけで喜んでるフリしてただけ、と言い放つ。さらに「カナさんを好きになって寝たんでしょ」と畳み掛けてきた。伸木はとうとう「寝たよ」と答えてしまった。その直後、家を出る決心をした伸木に仁志が、驚愕の告白をするのだった。

キャスト

唐沢寿明
藤木直人
片瀬那奈
大泉 洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行

スタッフ

■原作
 柴門ふみ「小早川伸木の恋」(小学館刊 ビッグコミック)

■脚本
 武藤将悟

■プロデュース
 喜多麗子
 古屋建自

■演出
 松山博昭

■音楽
 Face 2 fAKE

■制作著作
 フジテレビ

バックナンバー