第75回 2004年9月26日(日)放送 あらすじ

#75 打ち砕け!封印千年 屈辱の記憶

 パムーンと対峙するガッシュ・ウマゴン組。パムーンは恐怖が生み出す強さを見せてやろう、と攻撃態勢に入る。それを受けてガッシュとウマゴンはラウザルクとゴウ・シュドルクで攻撃する。パムーンがオルゴ・ファルゼルクを唱えると、ヒトデがパムーンの体各部にまとわりつき、パワーアップする。そのパムーンの前にガッシュとウマゴン2人がかりでも歯が立たない。
 パムーンは「今のオレの強さが千年前にあれば・・・」とゴーレンとの戦いに敗れたことを悔やむ。パムーンはゴーレンの罠に引っ掛かり、非情になりきれなかった自分、そして石にされた千年前という長い年月を想う。
 清麿とサンビームにもパムーンの攻撃の手が伸びる。それを見たガッシュ、ウマゴンは2人を守ろうとするが、その正直な行動を読んでいたパムーンはそれを逆手に取り、4人とも光の鞭で拘束する。パムーンは石の呪縛の恐怖を語り出す。ゾフィスに逆らった魔物が石に戻されかけたのを見て、怯えるパムーン。もう2度と石に戻るのはゴメンだと。しかしそれを聞いた清麿は完全に石にされないことに何かを確信する。パムーンはディオガ・ファリスドンを放つ。動けない4人、最大のピンチ! 清麿が、ガッシュに床に向かってザケルを発射させ反動で回避し、運良く術が解けて拘束をすり抜けたウマゴンが、間一髪で一同を運んだのが、皆のダメージは大きかった。それでもガッシュは立ち上がってラウザルクでパムーンに立ち向かう。パワーが前より上がっていることに驚くパムーン。ガッシュは孤独なパムーンを昔の自分と重ね、それでも多くの友達ができた今の自分のように、パムーンもきっと友達になれる、と語る。そしてゾフィスに打ち勝ち、優しい王様にならねばならぬと。それを聞いて迷うパムーン。その迷いを振り切るように「この術に勝てねば、王どころかゾフィスにだって勝てぬわ!」と最強技ペンダラス・ファルガを放つ。それに応え、ガッシュも最強呪文バオウ・ザケルガで対抗する。今、2つの最強呪文が激突しようとしていた。

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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