第56回 2004年5月9日(日)放送 あらすじ

#56 希望の光・サイフォジオ

 パティに率いられた千年前の魔物3体との、絶望的な闘いを続けていた清麿とガッシュ。ピンチを救ったのは、ナゾナゾ博士からの連絡を受け駆けつけてきたティオと恵だった。ボルボラの放ったドリル状の攻撃呪文ギガノ・ガランズに対し、恵はティオの新呪文ギガ・ラ・セウシルを発動させる。半球対のバリアが敵を囲い込み、跳ね返されたギガノ・ガランズがそのままボルボラを襲う! まずは一冊、本を燃やすことに成功した。
 もうひとつの新呪文サイフォジオで清麿の体力と心の力を回復させるティオと恵。彼女たちもやはりナゾナゾ博士との闘いを通じ、新たな力を会得したのだという。そして強力かつ数も多い千年前の魔物たちに対しても、ふたりの闘いへの決意は揺るぎない。そう、ガッシュと清麿がいっしょなら!
 清麿の考えついた作戦をもとに、4人は反撃に打って出る。まずギガ・ラ・セウシルで敵の魔物2体------ドグモスとエルジョを閉じ込め、呪文を封じたところでガッシュのバオウ・ザケルガに襲わせるのだ。着弾ギリギリでセウシルを解除し、敵にバオウを直撃させることに成功した。ドグモスの本は燃え、パティは深手を負ったエルジョを連れほうほうの体で逃げ去った。
 魔本が燃えたことで、ロードによって心を操られていた本の持ち主が正気を取り戻した。本当はとても心優しい人たちであることがわかり、清麿たちは改めてロードの卑劣なやり方に怒りをたぎらせる。その時。ひとりのポケットから何かが落ちたのをガッシュが見つけた。どうやらどこかの古代遺跡のタイルのようだ。これを調べればロードの居場所が分かるかもしれない------清麿たちの表情に、明るい色が戻った。
 一方その頃、アフリカの砂漠地帯。ビョンコに率いられた千年前の魔物たちが、自分たちの獲物を見つけていた。それは、地平線の向こうからゆっくりと近づいてくる漆黒の魔物、ブラゴ。そしてそのパートナー。シェリーだった。

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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