金色のガッシュベル!!
#44 バリーからの挑戦状
その恐るべき強さで、世界中で立ち向かう敵を次々となぎ倒してきた魔物・バリー。しかしいくら戦いに勝っても、バリーは何か満たされないものを感じていた。イライラを募らせるバリーを見た本の持ち主・グスタフが、日本にガッシュという強い魔物がいるらしいことを教える。面白いと思ったバリーは、ガッシュに勝負を挑むべくグスタフと共に日本へと旅立った。
バリーの挑戦を受けたガッシュは、相手のうちに潜む得体の知れぬ強さを感じとり、やや弱気な言葉を口にする。しかし逃げる気など毛頭ない。それを確かめた清麿は、その心意気さえ失わなければ、あとは俺が助けてやる--------そう言ってガッシュを勇気づけるのだった。決意に満ちた顔で、ふたりは戦場へと赴く。
戦いの舞台は、山のふもとの廃工場。バリーはその場にたむろしていた不良たちを魔術で蹴散らすが、女の子が二人、二階に取り残されてしまった。それに気付いた清麿たちは、苦戦を強いられながらも彼女らを助けようと試みる。バリーはそんな二人の行為を甘ったれたものとしか思わないが、グスタフはそれこそが清麿とガッシュの強さであることを悟り始めていた。
女の子たちを抱え、二階から飛び降りようとするガッシュにバリーが襲いかかる。その拳の前に、すさまじい気迫に満ちた顔の清麿が立ちふさがった。女の子たちは無事に逃がすことに成功したが、清麿はバリーによって殴り倒されてしまう。戻ってきたガッシュがバリーを体当たりで吹っとばし、いったん間合いが開いた。
傷ついた清麿の事を心配するガッシュ。しかし清麿は、ガッシュが無事女の子たちを逃がしたことを誉めてやる。関係の無い人々を戦いに巻き込むわけにはいかない-------------それはやさしい王様を目指すガッシュと清麿にとって、譲ることのできない信念だった。勝利への執念に燃え、ふたりは敵と向かい合う。ガッシュとバリー、王をめぐる壮絶なバトルは、まだ始まったばかりだ。
バリーの挑戦を受けたガッシュは、相手のうちに潜む得体の知れぬ強さを感じとり、やや弱気な言葉を口にする。しかし逃げる気など毛頭ない。それを確かめた清麿は、その心意気さえ失わなければ、あとは俺が助けてやる--------そう言ってガッシュを勇気づけるのだった。決意に満ちた顔で、ふたりは戦場へと赴く。
戦いの舞台は、山のふもとの廃工場。バリーはその場にたむろしていた不良たちを魔術で蹴散らすが、女の子が二人、二階に取り残されてしまった。それに気付いた清麿たちは、苦戦を強いられながらも彼女らを助けようと試みる。バリーはそんな二人の行為を甘ったれたものとしか思わないが、グスタフはそれこそが清麿とガッシュの強さであることを悟り始めていた。
女の子たちを抱え、二階から飛び降りようとするガッシュにバリーが襲いかかる。その拳の前に、すさまじい気迫に満ちた顔の清麿が立ちふさがった。女の子たちは無事に逃がすことに成功したが、清麿はバリーによって殴り倒されてしまう。戻ってきたガッシュがバリーを体当たりで吹っとばし、いったん間合いが開いた。
傷ついた清麿の事を心配するガッシュ。しかし清麿は、ガッシュが無事女の子たちを逃がしたことを誉めてやる。関係の無い人々を戦いに巻き込むわけにはいかない-------------それはやさしい王様を目指すガッシュと清麿にとって、譲ることのできない信念だった。勝利への執念に燃え、ふたりは敵と向かい合う。ガッシュとバリー、王をめぐる壮絶なバトルは、まだ始まったばかりだ。