朝、テッド達はまだガッシュ達の家にいる。窓から外を見たり風を感じているテッド。世話になったなと去っていこうとするテッドとジードだったが、バイクが故障。調べるとプラグがいかれていた。ジードはテッドにお使いを命令した。
　ガッシュも伴って、二人で買い物。すると、帽子をかぶった髪にウェーブのかかった少女の後ろ姿がみえる。ガッシュはそれがテッドがかつて言っていた少女・チェリッシュの特徴とぴったりだと思った。ガッシュは、チェリッシュのような少女の後ろ姿を見かけたこと、確信はないがもしかしたらそれがチェリッシュかもしれないということを話す。二人はチェリッシュ捜索を開始。
　場違いな場所の捜索。その少女らしき人影とニアミスしながら、なかなか出会えない。あれだと思って走っていき、その人物の肩に手をかける。振り向いたその人物は、帽子をかぶったワイフだったモンモンだった岩島だったなど。
　必死な捜索のあげく、とうとうそれらしき後ろ姿を見つけた。チェリッシュ！　走り出すテッドだったが、ギャングっぽい奴らと肩がぶつかってしまう。急いでいるのでとにかく行こうとするテッドにからんでくるではないか！　首根っこをつかまれるテッドは、今こっちは急いでいるんだよと叫ぶ。しかしそれを許さないギャング、このままではまたチェリッシュを見失ってしまう。そこへ助けに入ったのはガッシュ、ここは私に任せろ。テッドは早くチェリッシュの元へ！　お言葉に甘えてテッドは走る。全てのギャングを相手にしようとするガッシュ。テッドは走る。走っていたが………ガッシュ仁王立ち、さあボコボコにしてやろうというギャングの前に、行ったはずのテッドが戻ってくる。「オイコラ、オレの友達に手出ししてみやがれ、どうなるかわかってんだろうな？」怖いオーラを立ち上がらせて言うと、ギャング達は逃げていた。「テッド、どうして……？」「へっ、これじゃあんまりガッシュがカッコ良すぎるだろ？」
　結局チェリッシュらしい少女は見失ってしまった。あきらめてかえろうとしたその場所で、その少女を偶然にも発見。とうとう再会かと思わせて、匂いが違う、しかも振り向くと美少女ではあるがチェリッシュとは別人だった。「なにか用？」「いや……ただ、似てたんだ雰囲気が」「雰囲気？」「オレがずっと探している女さ……」「そう……会えるといいわね」「……ああ」
　かける言葉もないガッシュだったが、すぐにテッドは元気を取り戻す。バイクも直ってテッド達はガッシュ達と別れを告げる。