2024年11月8日更新
9月29日、NST新潟総合テレビの社屋イベント「NSTまつり2024」で、「いつどこで起こるかわからない災害にあったときどうする?」をテーマにクイズ形式で学ぶ親子向けの防災イベントを開催しました。
9月29日、防災出前授業の為に、新潟県「NSTまつり2024」にお邪魔してきました。
前日にNSTの長谷川珠子アナウンサーと一緒に打ち合わせをし、いざ当日を迎えました。
会場には開始時間の前から多くの子どもたちが集まってくれていました。
子どもたちにとっては難しい内容の部分もあったかもしれませんが、最初から最後まで身を乗り出して聞いてくれ、クイズにもたくさんの方が手を上げて積極的に参加してくれました。とくに授業の最後に親御さんにも参加していただいた毛布一枚を使った【毛布担架】は、災害時にいかに道具が揃えられない中で負傷者を運ぶことができるか、自分自身も考えさせられる方法でした。
今回の出前授業が少しでも防災について考えるきっかけになってくれれば嬉しく思います。
ご来場いただいた皆さま、一緒にステージを盛り上げてくださった長谷川アナウンサー、ありがとうございました。
毎年9月に開催している「NSTまつり」。
今年は、参加者の皆さんと“災害時のソナエ”について楽しく学びました。
私は福島県会津若松市出身で、小学6年生の時に東日本大震災を経験しています。ちょうど参加者の皆さんと同じ年の頃、震度5強の揺れにどんな恐怖を覚え、どんな行動を取ったのか、いまだ鮮明な13年前の記憶をお伝えしました。私の家は地震の揺れで大きな冷蔵庫が1m動いてしまっていた!など実体験をお伝えすることで、皆さんが自分事として災害時をイメージしてくれていたように感じます。
さらに、災害時トイレが使えなくなってしまったら?被災地で役立つ毛布担架のやり方は?など、クイズを交えてみんなで考えました。
一生懸命考え、手を挙げ発言してくれた子どもたち。
新潟県を襲った中越地震から20年の節目の年に、少しでも災害について考えるきっかけになったのであれば、意味のある時間だったのではないかと思います。
私自身も、いつ起こるか分からない災害時の備えについて、日頃から意識を高く持つことが大切だと再認識出来ました。
会場にお越し頂いた皆さん、本当にありがとうございました!