2024年10月28日更新
9月13日に能登半島地震の被災地、輪島市立6校合同小学校にガチャピンと、石川テレビのキャラクター・石川さんが訪問しました。
能登半島地震で小学校校舎が被災したことを受けて、輪島地区6校の児童を受け入れる仮設校舎を河井小学校に建設。2学期から新しい学校生活をスタートさせています。今回の『ずっとおうえんプロジェクト』では、德田聡一朗アナと石川テレビ・平井美優アナのふたりが、コミュニケーションの出前授業『あなせん』を行いました。
低学年、中学年、高学年の2学年に分けて計3回、合計400名を超える生徒と行われた今回の『あなせん』出前授業。
新しいお友達と仲良く過ごすために、あいさつに始まるコミュニケーションはとても大切ということで、発声の基礎である姿勢や呼吸の仕方を学びました。
そして、実際に声を出しての発声練習!体育館に生徒さんの元気な声が響き渡りました。
みんなが元気に大きな声がでるようになってきた頃、会場になった体育館の後方の扉に、ガチャピンの姿が!
サプライズ登場したガチャピンの姿に興奮する生徒のもとに、石川テレビのキャラクター・石川さんと仲良く手をつないで向かいます。
生徒たちは、『あなせん』出前授業で教わった発声の基本の実践として、ガチャピン、石川さんに自分の名前を大きな声で伝えて、ハイタッチ!
ガチャピン、石川さんも輪島市立6校合同小学校の子どもたちに元気をもらいました。
今回は石川県輪島市にある、輪島市立6校合同小学校にお邪魔しました!
能登半島地震の影響で周辺6校の児童が一緒に授業を受けているという状況の中、子どもたちが新しい環境で頑張っている様子をサプライズで見に来たのは…石川テレビの人気キャラクター「石川さん」と、同じく大人気「ガチャピン」です!
低・中・高学年に分かれてイベントを開催しましたが、みんなとにかく元気いっぱい。前半は通常の『あなせん』と同じく、コミュニケーションを取るうえで大事な「はっきり伝える」ことにチャレンジしてもらいましたが…最初は恥ずかしくて声が小さくなりがちだった子どもたちも、練習を重ねるごとにどんどん元気に声を出せるようになりました。
後半、後ろから見守っていたガチャピン&石川さんに気付いた子どもたちはたちまち嬉しそうなハイテンションに!「ガチャピーン!石川さーん!」と、大きな声で出迎えてくれました。前半で練習した「相手に声を届ける」ことを意識しながら一人ずつ挨拶して、ハイタッチをしていく彼らの笑顔はとても眩しかったです。
駆け付けてくれた地元・石川テレビの平井アナと共に、元気いっぱいな子どもたちの姿に安心しながら学校を後にしました。「また来てね」と言ってくれた子どもたちに、もう会いたくなっています。
現在、輪島市内6つの小学校の子どもたちが仮設校舎に集まり、勉強に励んでいます。能登の子どもたちは、特に「優しい」です。そして我々大人が想像する以上に、たくさんの我慢を経験して頑張ってきた子たちでもあります。だからこそ、今回学校生活をのぞかせていただき、子どもが子どもらしくはしゃいで楽しむ様子に、とてもほっとしました。
ガチャピン登場での盛り上がりも素晴らしかったです!!
ただ『あなせん』が始まると途端に目の色が一変。アナウンサーの発声練習では、説明した通りに真似をしようと一生懸命な姿が印象的でした。とにかく「素直」であることも輪島の子どもたちの良さなんです!わずかな交流ではありましたが、なにか今回の内容を1つでも心に留めてくれて、友達と明るく元気に話すきっかけに使ってもらえたら嬉しいなと思う時間でした。
子どもたちが明るく笑い合える未来、絶対に守っていかなければならないですし、ずっと寄り添い、能登を「おうえん」し続けたいと強く感じました。