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2024年2月19日更新

そらぷちキッズキャンプ

1月25・26日 「そらぷちキッズキャンプ」からWeb配信イベントを実施

北海道の滝川市にある難病の子どもの医療ケア付きキャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」と、道外の病院をオンラインでつなぎ、北海道の自然を感じてもらうイベントを1月25・26日の2日間にわたり実施しました。

広島・大阪・奈良・神奈川・東京・千葉・栃木・茨城にある12の病院や施設で闘病中の子どもたちに向けて、フジテレビ黒瀬翔生アナウンサーがオンライン中継をつなぎ、子どもたちと交流しました。
病院・施設(一部除く)には、「そらぷちキッズキャンプ」から降ったばかりの雪を箱詰めし冷凍空輸で送る「スノーギフト」が届き、実際に雪に触れて遊んでもらいました。

今回は、北海道滝川市にある「そらぷちキッズキャンプ」と全国の病院で闘病中の子どもたちをオンラインで繋いで、2日間様々な子どもたちと交流しました。
オンラインで繋がった子どもたちには、北海道の自然、雪の魅力をたくさん紹介しました。

子どもたちは真剣な表情で画面を食い入るように見ていて、雪一色の景色を見ると「すごい!」「真っ白!」と驚く子がたくさんでした。

施設内の森の中では、動物の足跡を見つけ、子どもたちとは動物の足跡クイズをしたり、約70センチの雪が積もっている場所に僕が足を踏みいれて、膝の辺りまで足が埋まると笑ってくれたりと、たくさん盛り上がりました。

さらに今回、北海道の雪を実際に子どもたちのもとに届けて、一緒になって雪の楽しさを感じてもらいました。届いた雪を見た瞬間、子どもたちのテンションも一気に上がり、みんな雪に夢中になり、中には、初めて雪を触った子もいて「冷たい!」「サラサラで気持ちいい」と喜んでいました。子どもたちが作った雪玉や雪だるまを画面のところに見せに来てくれたので、僕も自分で作った雪だるまを見せ合いっこしました。

僕は長野出身で雪には馴染みがありましたが、子どもの頃に戻った気持ちになり、オンラインで繋がっていた子どもたちと一緒になって雪を目一杯楽しみました。今回、2日間でたくさんの子どもたちと交流できて本当に楽しい時間を過ごすことができました。何より初めて雪を触った子どもたちには雪の楽しさを感じてもらえてとても嬉しかったです。

文:黒瀬翔生(フジテレビ アナウンサー)

子どもたちも、医療従事者も、イベント自体を楽しみにしていて、ある子どもは、カレンダーに印を入れて、「ほんとに雪が届くの?」「なんで病院に雪が届くの?」「どこの雪?」などなど、イベント参加が決まってからも楽しんでいました。

当日の子どもたちは、映像から見える、真っ白な世界に興味しんしん、子どもたちからは、「クマはいるのかなあ?」「ゆきがいっぱいあって困ることないのかなあ」など、質問を投げかけましたが、都度それに応えてくれたのが、嬉しそうでした。

雪が入った箱を開けると、「わぁー!」と歓声が上がりました。
声が出せない子どもも、サラサラの雪に触れるたびに、思わず「ニコっ」と笑顔があふれていました。手・足・頭など全身を使って雪を楽しみました。

実際に参加してみて、北海道の雪を見て、サラサラの雪に触れられるとっても素敵なイベントだと改めて思いました

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