2023年12月22日更新
42.195kmの海岸沿いが中心となるフルマラソンコース2019年以降、台風やコロナの影響で4年連続中止となっていた東北最大級のマラソン大会「東北・みやぎ復興マラソン」が、2023年11月5日に5年ぶりに開催され、スペシャルアンバサダーのサザエさん一家が応援に駆けつけました。
「東北・みやぎ復興マラソン」(主催・仙台放送)は東日本大震災の復興を支援する目的で2017年から始まりました。フルマラソンのコースは、7割が東日本大震災時に津波によって浸水したエリアを通るため、走りながら復興の軌跡や変わりゆく街並みを感じることができます。仙台市、名取市、岩沼市の三市にまたがり、仙台市を走る初めての公認フルマラソンコースとなります。
当日は朝から多くのランナーがスタート地点である仙台市内の陸上競技場前に集まり、緊張感と活気のある空気に包まれていました。今大会には、全国から8127名が参加。復興への熱い想いが伝わります。開会式にはスペシャルアンバサダーのサザエさん一家も出席し、会場からの「サザエさんだ!」という歓声に手を振って応えていました。
スタートしたランナーをサザエさん一家が笑顔で応援
大会ではフルマラソン以外に2kmのキッズランと親子ペアランも行われ、644組が参加した親子ペアランでは、サザエさんがスターターを務めました。キッズランは305名が参加し、低学年、中学年、高学年に別れて走ります。子どもたちは真剣な眼差しで一生懸命。そして完走後は、次々にゴール地点でサザエさん一家とハイタッチ。子たちはやり切った表情やほっとした表情を見せていました。
今回、フジテレビ「ずっとおうえんプロジェクト」の一環としてサザエさん一家のサポートとして復興マラソンに携わり、東北の逞しさ、眩しいランナーの笑顔、ボランティアの方々の誠意を心から感じ、子どもたちの未来が希望に満ちたものになるよう東北を想う気持ちと、活動を繋いでいきたいと思います。